2018年6月13日水曜日

日本水彩展に行ってきました!!

 
 
こんにちは
古めかしい編み物本を購入して
ニヤニヤ眺めている
Poco a pocoです
 
(本日の編み物ネタは、これで終了)
(絵画も、人の手によるもの繋がりということで許してください!)
(ちなみに写真もこれだけ・・・)
 
 
先日、
上野の東京都美術館で開催された
日本水彩展に行ってきました!!

アクロのビーズ作家、@Kさんに
チケットをいただきました!
ありがとうございました!

公募展は初めてだったのですが・・・

部屋に満ちるパワーに当てられたのか、
すぐに酔ったようになり、
途中で空気が薄く感じました
 
すべて違う方が描いた
それぞれの方が選んだテーマで、
それぞれの技を駆使して描かれている
凄い数の水彩画が、
 
風景画も
人物画も
静物画も
絵本みたいな可愛い絵も
抽象的な絵も、
 
一緒に壁面狭しと並べられ、
 
その1枚1枚から、
 
それぞれの方の心というか、
想いというか、
パワーというか、
何とも言えないものが発散されていて・・・
 
絵を観にいくのは好きなのですが、
これは、初めての感覚でした
 
 
 
それぞれの絵も素敵でした。
 
 
自分が表現したいこと・・・
例えば、
自分が大切にしているもの、
自分がこの上なく美しいと思ったもの、
自分が悲しい悔しいと思っているもの、
自分の心を癒してくれるもの、
自分の周りや心の中にいつも存在するもの、
そんなものが、
描き手の方々にあって、
 
観る者(私)に
問いかけてきたり、
一緒に行こう!と誘ったり、
ぶつけてきたり、
自慢したり、
ただ、さりげなく目の前に置いてみたり、
恥らいながら見せてくれたり、
 
それぞれの方法で、
披露してくれているんだなあ・・・と


まるでそこに私がいるような自然の風景
吸い込まれそうな空や緑
硝子や陶器の質感
金属の鈍い光やその重さ
薄い透けるような花びら
テーブルからこぼれるレースのしわ
子供の体温を感じる肌の色
働く人の服の下の筋肉の躍動
凛とした佇まいの美しさ
水の流れ
やわらかい木漏れ陽
濃い影に感じる強い日差し
本当に光っているような太陽や炎
流れる時間を切り取ったような水しぶき
そこだけ永遠に止まった時間

掴めるような立体感
立体であったはずの平面
迫ってくる色
包み込むような色
白い洋服や黒い髪の中の様々な色たち

 (語彙力が足りなくて申し訳ありません)

(でも、表現の練習ということでお許しを・・・)
 
 
もう、数が多すぎて
私の気持ちが拡散してしまい
どう処理してよいのか
分からない状態です
(多分、これを書いているのが
処理の一つの方法だと思うのです)





 
 
見にいらしている方には、
ご自身も描いていらっしゃる方が多かったようで、
会場内でちらりと聞こえるお話しも、
とても興味深かったです。

その中で特に印象深かった2つを・・・

☆1つ目

多分、同じお教室の生徒さんでしょうか?
絵の技法について話し合いながら

「きっと、××× (すみません、絵の技法についてはさっぱり…)
を使って書いているのよね」

「なるほど!こうなるのね
描き方自体は分かるんだけど・・・」

「そうなのよね
分かっているのとできるのとは違うのよね

先月のエントリ
「わかる」と「できる」は違うのよ・・・
(別ウィンドウで開きます)

同じ言葉を、ここで聞くとは!!


☆2つ目

先生と生徒さんの会話で
お年を召した生徒さんが先生に、

「いつも、もう、これが最後かもしれない・・・
と思いながら、書いているのです」

いつか、私も、
これが最後かもしれない・・・
これを仕上げてから・・・
と、思いながら編んでいるような日が
来るかもしれませんね

言い換えれば、
晩年まで、創作を続けていることができれば
こんなに幸せなことはないかもしれませんね・・・



最後まで見た後、
やはり図録が欲しくなって、
受付に戻り、図録を売っている場所を尋ねて
購入しました

絵から受けるパワーは、
本物とは比べるべくもないですが、
それでも、図録を見ながら、
この時受けたパワーを、
何度も何度も、思い出しています


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