2015年5月2日土曜日

山羽春季展



 
このページには、
基本、作品に関することしか書いていないのですが、
これから、私が物を作るのにあたって、大きな刺激となったので、
銀座のかわうそ画廊さんの「山羽春季展」について、
つらつら・・・と。
 
 
フィギュアスケートを題材にした個展ということで、
ずっと気にはなっていたのですが、
行った友人たちが、
「もう、絶対行って、本物見るべきだよ!!」って力説してたので、
行ってみることにしました。
 
本当に素晴らしかったです。
 
プログラムのどの部分かが分かるから、
見ている部分の音楽が脳内再生されます。
「ビュン!!!」のジャンプと「ふわぁ♥」のジャンプを
それぞれ、感じることができました。
 
幸運にも、山羽春季先生から、
作品内で箔や岩絵の具や墨などをどのように使われたかなど、
直接お話も伺うことができました。
山羽春季先生がご覧になってるプログラムは、
私も見ているはずなのですが、
きっと、同じように感じたところも、
違うように感じたところもあるとおもうんですね。
山羽春季先生には、
自分の見たもの感じたもの受けた感動を表現する力があるから、
その絵を見た人は
「自分以外の人が見た美しいものを感じることができる」
という体験ができるような気がします。
 
また、「この表現、素晴らしい!
もしかして、私が感じたものと近いのでは?」
と、一番感じさせていただいた作品と、
「この作品、絶対に欲しい!」と思った作品とが、
違ったことに、自分で驚きました。
 
私は、フィギュアスケートが好きなので、
どうしても、その目でしか見れませんが、
あのキラキラとか、躍動感とか、
氷の感触(スケート場の氷なんて20年ぐらい触っていませんが)とか、
スポットライトの作る光の筋と、それによってできる影とか・・・
フィギュアスケートを知らない方でも、
本当に、驚かれることと思います。
 
 
 
本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。