あけましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いいたします！
Poco a pocoです。

第2回輪織りバッグコンクール

ことり　～お兄さんの白いバスケット～

小川洋子さんの小説「ことり」ことり | 小川洋子 |本 | 通販 | Amazon

この小説に出てくる「お兄さんの白いバスケット」からイメージしてデザインした作品です。前回の輪織りバックコンクールの作品

「ふわふわ・くるくる」制作話（その１）

「ふわふわ・くるくる」制作話（その２）

おりりんぴっく、行ってきました～！！！

で、太いリボンを織り込んでいる部分が、「鳥かごみたいね」と言われて、この小説が浮かびました。だから、構想2年弱です！！薔薇とかごの中のことり、そして、かごの外のことり… かごの外の自由こそが素晴らしいというわけではなくて、かごの中の不自由で穏やかで暖かな幸せ、それでも、かごの外に惹かれる気持ち

それを、うまく表現できればなあ・・・と思い、作成しました。「第2回輪織りバッグコンクール」オンラインにて開催します！オンライン投票は1月20日スタート！ | 染織クリエイター歌川智子 (asahimobag.com)

パーツの製作開始！！

側面をおりりん（中）、上底面をおりりん（小）で織ることに決定！！

革のパーツは、裏が見えるところはトコ処理して、（一番下の革はトコ処理前です）

コパ磨きして
（下の2枚はコパ磨き前です）

組み立て！！

各パーツを組み立てます！！

金具の「ことり」の硬質な感じを強調したくて、あえて、かっちり織らず、生成りの本革の温かみを加えたかったので、組み立てにいろいろ工夫しました。

内側は布地ではなく、織地を二重にして形作っています。

輪織りをどのように組み立てて、どのタイミングで革を織地に縫って、バスケットに組み立てるか、パズルのように考えていた時間が、存外、楽しかったです。

自立させるために、バッグの底板を各部分に入れますが、試作であまりにも「かっちり」しすぎたため、キルト芯かなんか入れるかな～？と悩みつつ、結局、おりりんの織り地の糸処理のとき、麻糸をあえて長めに残すという方法を取りました。

しかし、予想以上にふんわりしすぎたため、組み立てに苦戦して苦戦して…

出来上がったのがこの作品です！！

我が家のアイドルたちも大喜び(笑)

この小説を読んだことのある方には、なるほど…と思っていただけると、読んだことのない方には、読んでみたいな…と思っていただけると、嬉しいです。

もっと細かい話もありますよｗｗｗ

それは、また、後日。
こちらのページを、作品紹介メインページとしますので、
追加のお話に関しては、このページにリンクを張っていきたいと思っています。

（追記）
やっと続きを書きました